七回忌によせて
平成最後の年となる今年もまた1月31日が巡って参ります。
今年の1月31日は平成25年にお亡くなりになった宇咲冬男先生の七回忌に当たります。
その間、先生のご遺志を受け継いだ「俳句同人誌あした」は隔月刊にて、巻頭に先生の句を掲げながら「心象から象徴へ」をめざし作句活動を継続しております。また、俳句や連句の実作の場である「あした俳句道場」や「あした連句会」では皆で力を合わせながら切磋琢磨をしておりますが、時に先生がおられたらどんなご指導をいただけるだろうかと思うことが数多ございます。そんな時には心の中の先生に問いかけて無言の先生に教えを乞うてもおります。
今年はまた、冬男先生から「あした」のバトンを受け継いで10年が経過し、新たな10年のスタートの年となります。先生から受け継いだご遺志をさらに磨き、先生にご安心いただけるよう微力を尽くしたいと思っております。
先生の七回忌にあたり、改めてこれまでいただいたご恩へのお礼を申し上げますと共に衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
平成31年1月31日
俳句同人誌あした 代表
高尾 秀四郎
第八句集 『虹の座』 特別販売のおしらせ
此の度、一周忌の節目と致しまして。虹の座と虹の座CDをSETにて 限定5組様 4000円にて販売致します。 ご購入の際は、HP応募フォームよりお申し込み下さい。是非この機会に冬男の本を手に取ってご鑑賞下さい。
■ 第八句集 『虹の座』
1984年(昭和56年)〜1988年(昭和63年)
〜1995年(平成7年)〜2000年(平成2年)
2001年 毎日新聞社刊。
昭和から平成十二年末までの14年間の作品の中から485句が収められています。代表作は2001年(平成13年2月)付の産経新聞〈産経抄〉にとりあげられました。 この句集から若い作曲家 <陶山-すやま-高志氏> により18句が選ばれ、組曲『虹の座』が四部構成で作曲され、平成14年6月、ソプラノ歌手 千田知都子さんにより初演されました。