宇咲冬男のLet's連句  十 八 韻  順 候 式  雪 月 花
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6句目の治定とウ1句目 投稿者:宗匠 投稿日:2025/03/02(Sun) 11:26 No.8226  
□講評

(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音  宇咲冬男
(脇)   大漁旗に堂々の月      たま
(第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師
(四句目) 日差しを映す蹲の面     影法師
(五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字  達三
(六句目) ハマナスの花枝を伸ばして  たま

ウ1句目に次の5句が付きました。

1.カマキリの取り出す原に立て看板 たま
2.カマキリの住み着く原に立て看板 たま
3.飼育箱三男坊の虫は逃げ たま
4.赤い羽根バッグに付けて観る歌舞伎 影法師
5.秋袷陰ある人の振り返り 達三

1.は中七がちょっと意味不明です。2.は野原に立てられた看板とそこに住むカマキリで絵が見えます。3.は打越の自に対して他の句とし、何かが始まりそうで良いです。治定候補。4.は人事の季語を出して芸術を出しました。治定候補。5.も他の句でありドラマが始まりそうな雰囲気を出しています。治定候補。

□治定
今回は、2句目以降が恋の句である、その呼び出しにもありそうなドラマ性のある5.の達三さんの句を治定とします。

□ウ2句目のヒント
ウ2句目は雑の短句で、恋の呼び出しの句としてください。ウ1句目で人物が出ているので、詠みやすいかと思います。

□次回の締切
次回の締切は3月18日(火)頃とさせていただきます。


半歌仙「島の秋」の巻  起首令和6年10月11日

(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音  宇咲冬男
(脇)   大漁旗に堂々の月      たま
(第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師
(四句目) 日差しを映す蹲の面     影法師
(五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字  達三
(六句目) ハマナスの花枝を伸ばして  たま
(ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り    達三



Re: 6句目の治定とウ1句目 たま - 2025/03/10(Mon) 08:22 No.8227  

鮗の酢ジメ絶品プロポーズ


Re: 6句目の治定とウ1句目 たま - 2025/03/16(Sun) 10:38 No.8228  

鮗の酢ジメ決めた結婚
国体祭の座でひとめぼれ
8227取り下げ


Re: 6句目の治定とウ1句目 たま - 2025/03/16(Sun) 11:08 No.8229  

胎動盛ん爽やかな午後


Re: 6句目の治定とウ1句目 影法師 - 2025/03/16(Sun) 11:25 No.8230  

結婚指輪光る指もと


Re: 6句目の治定とウ1句目 たま - 2025/03/16(Sun) 12:55 No.8231  

秋袷は仲秋とあり例外で雑
わかりやすく説明お願いします。


オモテ6句目治定とウ1句目 投稿者:宗匠 投稿日:2025/02/02(Sun) 17:49 No.8212  
□講評
(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音  宇咲冬男
(脇)   大漁旗に堂々の月      たま
(第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師
(四句目) 日差しを映す蹲の面     影法師
(五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字  達三

6句目には次の5句が付きました。
1.そばにはそよと風致草揺れ 影法師
2.ハイビスカスの花の転がり たま
3.ハマナスの花枝を伸ばして たま
4.アッパーパーは直線の服  たま
5.振り向けば見ゆ大き向日葵 達三

1.は前句の句碑が建つ夏岬で目を転じれば風致草が咲いていたとする句であり前句に付きますし選んだ植物もぴったりです。治定候補。2.も夏岬に花を付けました。但し、下七の「花の転がり」がもう一歩というところです。3.も花を付けました。こちらは下七が「枝を伸ばして」とオモテの最後を静かに収めているので良いです。治定候補。4.の「アッパーパー」は夏の簡単服であることは分かるのですが、正しい表記は「あっぱっぱ」であり、明け透けな服であることのオノマトペです。5.は大向日葵を出していますが、オモテの6句目として大人しく収めるというよりもかなり目立った句になって収めていません。

□治定
今回はオモテの6句目の役割をきっちりと果たした表現にまとめた3.のたまさんの句を治定とします。

□ウ1句目のヒント
ウの折立の句になります。ウラに入りましたので何でも詠めます。大きく転じてください。夏岬から離れ、地理、植物以外の秋の季語で詠んでください。

□次回の締切予定
ウ1句目の締切は2月21日頃とさせていただきます。


半歌仙「島の秋」の巻  起首令和6年10月11日

(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音  宇咲冬男
(脇)   大漁旗に堂々の月      たま
(第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師
(四句目) 日差しを映す蹲の面     影法師
(五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字  達三
(六句目) ハマナスの花枝を伸ばして  たま









Re: オモテ6句目治定とウ1句目 たま - 2025/02/19(Wed) 13:43 No.8213  

風を感じて冬遠からず


Re: オモテ6句目治定とウ1句目 たま - 2025/02/19(Wed) 13:51 No.8214  

差し替え
カマキリの取り出す原に立て看板


Re: オモテ6句目治定とウ1句目 たま - 2025/02/20(Thu) 11:51 No.8215  

訂正気をつけます
カマキリの住み着く原に立て看板


Re: オモテ6句目治定とウ1句目 たま - 2025/02/21(Fri) 16:05 No.8216  

飼育箱三男坊の虫は逃げ


Re: オモテ6句目治定とウ1句目 影法師 - 2025/02/23(Sun) 15:37 No.8217  

赤い羽根バッグに付けて観る歌舞伎


Re: オモテ6句目治定とウ1句目 達三 - 2025/02/24(Mon) 07:07 No.8218  

秋袷陰ある人の振り返り
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