ウ4句目の治定とウ5句目 投稿者:宗匠 投稿日:2025/05/11(Sun) 12:34 No.8244 | |
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 | □講評 (発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音 宇咲冬男 (脇) 大漁旗に堂々の月 たま (第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師 (四句目) 日差しを映す蹲の面 影法師 (五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字 達三 (六句目) ハマナスの花枝を伸ばして たま (ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り 達三 (ウ2) 結婚指輪光る指もと 影法師 (ウ3) 後添いの彩りの卓美味しくて たま
ウ4句目に次の5句が付きました。 1.無言電話の鳴り響く真夜 達三 2.ローン明細ゴミ箱の底 たま 3.深夜帰宅の不意の外出 たま 4.金遣い荒く急にこの頃 たま 5.貰ったピアス片方が失せ 影法師
1.は不気味ではあるものの、恋離れとしてはもう一歩の感があります。2.は相方に対する不信感が増したという付けですので恋離れにはなります。治定候補。3.は何故?と相手を疑いたくなる行動を詠みました。治定候補。4.は副詞の使い方がいささか納得できません。「金遣い急に増えしこの頃」程度の表現になるべきかと。5.は折角もらったピアスの片方を失くして本人が落ち込むと共に、恋の先行きにも不安を感じているという良い付けですが、打越に「指輪」が出ているので障ると思います。
□治定 治定候補の2句の内、相手への不信感を抱かせた2.のたまさんの句を治定とします。
□ウ5句目のヒント ウ5句目は雑の長句ですが、打越となるウ7句目が月の定座ですので、月に障らない句としてください。海外、酒、神祇、釈教、時事など、まだ出ていないものが沢山あります。
□次回の締切 次回の締切は6月3日(火)頃とさせていただきます。
半歌仙「島の秋」の巻 起首令和6年10月11日
(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音 宇咲冬男 (脇) 大漁旗に堂々の月 たま (第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師 (四句目) 日差しを映す蹲の面 影法師 (五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字 達三 (六句目) ハマナスの花枝を伸ばして たま (ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り 達三 (ウ2) 結婚指輪光る指もと 影法師 (ウ3) 後添いの彩りの卓美味しくて たま (ウ4) ローン明細ゴミ箱の底 たま
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| Re: ウ4句目の治定とウ5句目 たま - 2025/05/16(Fri) 23:45 No.8245 | |
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 | 備蓄米期待したほど値下げなし アメリカが世界経済振り回し 困りごと氏神様まず参り |
| Re: ウ4句目の治定とウ5句目 影法師 - 2025/05/19(Mon) 16:09 No.8246 | |
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 | 読経して消せぬ煩悩修行僧 ローマではコンクラーベの根競べ
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