宇咲冬男のLet's連句  十 八 韻  順 候 式  雪 月 花
[インターネット俳句トップに戻る] [使い方] [ワード検索] [過去ログ]

<転>3句目の治定と4句目 投稿者:宗匠 投稿日:2024/06/15(Sat) 11:05 No.8130  
□講評
(起)捨てられし案山子に天の無限大  宇咲冬男
    手向けのように咲く彼岸花    達三   
   人の波スクランブルに押し寄せて たま
    ヒートテックで暖かき冬    達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え   たま
    渡り杜氏の便り待つ女     木枯らし 
   長旅の疲れを溶かす熱き肌    影法師
    忘れ小舟の揺るる川端     達三
   早二年戦火の続くウクライナ   たま
    平和を叫ぶ喇叭水仙      影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜    達三
    風の電話は黄泉の国へと    たま 

<転>3句目に次の5句が付けられました。
1.心太今この時が嬉しくて       達三
2.溶け出したクリームソーダ海の青   たま
3.好きだった冷やし中華のマヨネーズ  たま
4.キンキンに冷えたビールとチップスと たま
5.修行とて滝に打たれつ唱う経     影法師

1.は心太で食べ物、2.もクリームソーダで飲み物、3.も冷やし中華の食べ物、4.はビールとポテトチップス。図らずも飲食の句が4句揃いました。これまで食べ物や飲み物が出ていなかったのは事実なので、狙い目は悪くないのですが、前句からの転じという意味では、前句の「黄泉の国」にどうも付きません。

□治定
上記の講評に書きましたように、飲食はどうしても前句につながりません。そこでここは滝に打たれて経を読む釈教の句を詠んだ影法師さんの句を頂くこととします。但し修行の「行」が打越の「西行」の「行」と重なりますので、ここを「修練と」に一直します。

□<転>4句目のヒント
<転>4句目はもう1句夏の句としてください。滝に打たれた後ですので、ここで飲食は悪くないでしょう。また場も滝の落ちる場所から都会や室内に転じるのも良いかと思います。

□次回の締切
次回の締切は7月5日(金)頃とさせていただきます。

順候式雪月花十八韻 「捨てられし案山子」の巻

(起)捨てられし案山子に天の無限大  宇咲冬男
    手向けのように咲く彼岸花    達三   
   人の波スクランブルに押し寄せて たま
    ヒートテックで暖かき冬    達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え   たま
    渡り杜氏の便り待つ女     木枯らし 
   長旅の疲れを溶かす熱き肌    影法師
    忘れ小舟の揺るる川端     達三
   早二年戦火の続くウクライナ   たま
    平和を叫ぶ喇叭水仙      影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜    達三
    風の電話は黄泉の国へと    たま 
   修練と滝に打たれつ唱う経    影法師



<転>2句目の治定と3句目 投稿者:宗匠 投稿日:2024/05/23(Thu) 10:33 No.8121  
□講評
(起)捨てられし案山子に天の無限大  宇咲冬男
    手向けのように咲く彼岸花    達三   
   人の波スクランブルに押し寄せて たま
    ヒートテックで暖かき冬    達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え   たま
    渡り杜氏の便り待つ女     木枯らし 
   長旅の疲れを溶かす熱き肌    影法師
    忘れ小舟の揺るる川端     達三
   早二年戦火の続くウクライナ   たま
    平和を叫ぶ喇叭水仙      影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜    達三

<転>2句目に次の5句が付けられました。
1.和歌三神を背ナに拝して   影法師
2.諸行無常に風の柔らか    たま
3.道祖神上げ旬の果物     たま
4.酒酌み交わすワケアリの友  達三
5.風の電話は黄泉の国へと   たま

1.は神祇を出して前句の西行の和歌の心を詠みました。治定候補。2.は前句の死生観に合わせた無常観で受けましたが、いささか付き過ぎの感があります。3.はこれも神祇の句ですが、「道祖神上げ〜」の表現に難があります。もっと素直に「道祖神には旬の果物(かぶつ)を」とすべきです。4.は酒を出しました。前句の事情を汲んで「ワケアリ」としたのが良いと思います。治定候補。5.は前句の死を夢見た西行を睨んで、その西行と交信していると受けています。治定候補。

□治定
今回の事情は、前句の西行を睨んで、その西行と風の電話をしたとする5.のたまさんの句を治定とします。
 
□<転>3句目のヒント
<転>3句目は夏の季語を入れた長句です。もう西行から離れて大いに転じてください。

□次回の締切予定
次回の締切は6月13日(木)頃とさせていただきます。


順候式雪月花十八韻 「捨てられし案山子」の巻

(起)捨てられし案山子に天の無限大  宇咲冬男
    手向けのように咲く彼岸花    達三   
   人の波スクランブルに押し寄せて たま
    ヒートテックで暖かき冬    達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え   たま
    渡り杜氏の便り待つ女     木枯らし 
   長旅の疲れを溶かす熱き肌    影法師
    忘れ小舟の揺るる川端     達三
   早二年戦火の続くウクライナ   たま
    平和を叫ぶ喇叭水仙      影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜    達三
    風の電話は黄泉の国へと    たま 


Re: <転>2句目の治定と3句目 達三 - 2024/05/23(Thu) 16:51 No.8122  

心太今この時が嬉しくて


Re: <転>2句目の治定と3句目 たま - 2024/05/25(Sat) 15:06 No.8123  

溶け出したクリームソーダ海の青


Re: <転>2句目の治定と3句目 たま - 2024/05/26(Sun) 10:30 No.8124  

好きだった冷やし中華のマヨネーズ


Re: <転>2句目の治定と3句目 たま - 2024/05/26(Sun) 21:48 No.8125  

キンキンに冷えたビールとチップスと


Re: <転>2句目の治定と3句目 影法師 - 2024/06/12(Wed) 13:25 No.8128  

修行とて滝に打たれつ唱う経
記事No 削除キー

- KENT & MakiMaki -