<承>6句目の治定 投稿者:秀四郎 投稿日:2023/05/25(Thu) 09:05 No.7956 | |
|
 | 起 海恋ひの詩かや秩父冬祭 宇咲冬男 承1 転校の三年二組春の雪 たま 2 得意の技は一本背負い 春一番 3 逞しき腕に頬を埋める閨 影法師 4 涙乾きし白き便箋 たま 5 今日は吉スマホ頼りにイギリスへ たま
□講評 <承>6句目に次の5句が付きました。
1.川の流れを見つめ岸から たま 2.入りたいけどブランドの店 たま 3.パブの老客ビタービールを 影法師 4.戴冠式の後の街角 達三 5.うがい手洗いマスクさよなら 春一番
1.は前句のイギリスからテームズ川でしょうか。しかし欧州にはセーヌ、ライン、ドナウと川が多いので、必ずしも前句に付くとも言い切れません。2.のブランドの店も、欧州のフランス、イギリス、ドイツ、イタリア等どの都市にもあるので、これももう一歩です。3.はイギリスが有名で、かつそこには大きくビターとラガーがあって、その内のビタービールを出しています。治定候補。4.は最近のイギリスの目玉イベントであったチャールズ国王の戴冠式が終わった街角を詠みました。これも付きます。治定候補。5.は1,2と同じで、どの都市でも言えることで、特に前句を生かした句とは言えないように思いますが、軽いタッチで悪くありません。
□治定 今回は、若干付き過ぎの感はありますが、4.の戴冠式の後を詠んだ達三さんの句をいただきます。
□<転>1句目のヒント <転>1句目は月の座です。<承>の雪が春でしたので。<転>の月は夏の月になります。前句が戴冠式の後の街角ですから、月も出しやすいと思います。夏の月、または夏の季語を含めた月の句を詠んでください。心震わせるような月を出していただければ有難いです。
□次回の締切予定 次回の締切予定を6月7日(水)とさせていただきます。
起首 令和4年11月30日 十八韻順候式雪月花 「海恋ひの」の巻
起 海恋ひの詩かや秩父冬祭 宇咲冬男 眠る山々叫ぶ人々 影法師 待望のリニア新線開業に たま 木の芽膨らむ細き旧道 達三 承 転校の三年二組春の雪 たま 得意の技は一本背負い 春一番 逞しき腕に頬を埋める閨 影法師 涙乾きし白き便箋 たま 今日は吉スマホ頼りにイギリスへ たま 戴冠式の後の街角 達三
|
| Re: <承>6句目の治定 達三 - 2023/05/27(Sat) 15:46 No.7957 | |
|
|
 | 侵攻の廃墟の上に旱月
承6句目の句を治定いただき有難うございました。引き続きよろしくお願いいたします。 |
| Re: <承>6句目の治定 たま - 2023/05/29(Mon) 17:32 No.7958 | |
|
|
 | 散るバラの気高き甘さ漂いて |
| Re: <承>6句目の治定 たま - 2023/05/29(Mon) 17:35 No.7959 | |
|
|
 | 訂正 散る薔薇の気高さ月と眺めおり |
| Re: <承>6句目の治定 たま - 2023/05/29(Mon) 17:37 No.7960 | |
|
|
 | 訂正 散る薔薇の気高さ月と語らいて |
| Re: <承>6句目の治定 たま - 2023/05/30(Tue) 07:49 No.7961 | |
|
|
 | 独り部屋背負うででむし月の影 |
|