<承>4句目の治定と5句目 投稿者:宗匠 投稿日:2024/03/05(Tue) 13:44 No.8091 | |
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| □講評
(起)捨てられし案山子に天の無限大 宇咲冬男 手向けのように咲く彼岸花 達三 人の波スクランブルに押し寄せて たま ヒートテックで暖かき冬 達三 (承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え たま 渡り杜氏の便り待つ女 木枯らし 長旅の疲れを溶かす熱き肌 影法師
<承>4句目に次の6句が付けられました。 1.思考回路のSWITCHはOF たま 2.破れスリッパ玄関の隅 たま 3.新聞の束破れ色褪せ たま 4.愛の手紙は炎の中に つばき 5.忘れ小舟の揺るる川端 達三 6.父危篤とう知らせ届きて 木枯らし
1.下七のOFはOFFとすべきでした。2.は恋離れの句になっています。治定候補。3.は短句にも関らず動詞を二つも使っていささかくどい表現になっています。4.は初顔のつばきさんの付けでしたが、「恋呼び」「恋句「恋離れ」のいずれにおいても「恋」や「愛」など、恋をストレートに表現する文字を使うのは感心しません。5.は恋離れを連想させる景の句であり治定候補です。6.は恋離れを無常の句にしており、これも治定候補です。
□治定 前句の室内の句に対して屋外に転じて恋が終わったことを予感させる景の句でまとめた5の達三さんの句を治定とします。
□<承>5句目のヒント <承>5句目は雑の長句で、まだ出ていない時事、神祇、釈教、、海外、酒等自由に付けてください。
□次回の締切予定 次回の締切は3月25日(月)頃といたします。
順候式雪月花十八韻 「捨てられし案山子」の巻
(起)捨てられし案山子に天の無限大 宇咲冬男 手向けのように咲く彼岸花 達三 人の波スクランブルに押し寄せて たま ヒートテックで暖かき冬 達三 (承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え たま 渡り杜氏の便り待つ女 木枯らし 長旅の疲れを溶かす熱き肌 影法師 忘れ小舟の揺るる川端 達三
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| Re: <承>4句目の治定と5句目 影法師 - 2024/03/07(Thu) 11:40 No.8092 | |
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| パリ五輪開会式場パリの街 |
| Re: <承>4句目の治定と5句目 たま - 2024/03/11(Mon) 14:52 No.8093 | |
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| 早二年戦火の続くウクライナ |
| Re: <承>4句目の治定と5句目 たま - 2024/03/17(Sun) 07:44 No.8094 | |
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| 北陸に新幹線は開業し |
| Re: <承>4句目の治定と5句目 たま - 2024/03/17(Sun) 07:50 No.8095 | |
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| 魚群れ青の洞窟沖永良部 |
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