| 脇句の治定と第三のヒント 投稿者:宗匠 投稿日:2025/11/29(Sat) 10:48 No.8305 | |
|
 | □講評 (発句) 秋愁や踏めばつぶやく貝の殻 宇咲冬男
上記の発句に次の5句が付けられました。
1.アサギマダラの爽やかな空 たま 2.波裏返る金風の浜 影法師 3.風が身に沁む海沿いの町 影法師 4.運動会は島の分校 たま 5.鯖や鰯が押し寄せる空 たま
1.は浜を歩く発句に対して視線を空に向けた句です。治定候補。2.は歩いている浜に吹く風を詠みました。これも治定候補。3.は歩いている浜を遠景にしてその浜を含む海の町で付けています。これも捨てがたく、治定候補。4.は浜のある場所を島とみなして、その島にある分校の運動会を詠みましたが、これでは同場所から少し離れます。5.は浜から見上げる空が豊漁を予感させると詠んでいます。これも治定候補。
□治定 4つの治定候補の中から、確実に同時同場所と言える2.の影法師さんの句を治定とさせていただきます。
□第三のヒント 第三は雑の長句です。もう浜から離れて大きく転じてください。
□次回の締切 次回の締切は12月15日(月)とします。
十八韻順候式雪月花「秋愁や」の巻 2025年11月2日起首
(発句) 秋愁や踏めばつぶやく貝の殻 宇咲冬男 (脇) 波裏返る金風の浜 影法師
|
| Re: 脇句の治定と第三のヒント 影法師 - 2025/11/30(Sun) 08:30 No.8306 | |
|
|
 | マネキンの指す先の雲茜にて
脇句を治定いただき有難うございました。 |
| Re: 脇句の治定と第三のヒント たま - 2025/12/03(Wed) 09:36 No.8307 | |
|
|
 | こだわりの古民家喫茶にぎわいて |
|