| 過去ログ[15] |
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□講評
(起)捨てられし案山子に天の無限大 宇咲冬男
手向けのように咲く彼岸花 達三
人の波スクランブルに押し寄せて たま
ヒートテックで暖かき冬 達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え たま
渡り杜氏の便り待つ女 木枯らし
長旅の疲れを溶かす熱き肌 影法師
忘れ小舟の揺るる川端 達三
早二年戦火の続くウクライナ たま
平和を叫ぶ喇叭水仙 影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜 達三
風の電話は黄泉の国へと たま
修練と滝に打たれつ唱う経 影法師
養老の酒冷でぐびぐび たま
<転>5句目に次の5句が付きました。
1.どきどきの通り過ぎます駐在所 たま
2.最終の発車のベルが鳴り響く たま
3.日曜日猫のたま退けソファー寝し たま
4.気が付けばこの世とあの世行き来して 達三
5.忘れ物今日プレゼンの資料等 影法師
1.は上五が「ときどきは」または「ときどきに」ではないでしょうか?少し前句から離れすぎの感があります。2.は飲み過ぎて乗り遅れたと付けました。治定候補。3.は前句を受けて二日酔いの態を詠んだようです。治定候補。4.は相当に飲んだことを誇張しています。治定候補。5.も飲み過ぎて大切な書類の忘れ物をしたという句です。治定候補。
□治定
今回はどれも付け味の良い句でしたが、その中でまだ出ていなかった乗り物を出した2.のたまさんの句をいただきます。
□<転>6句目のヒント
<転>6句目は雑の短句です。次が花の座ですので、花に障らない句にしてください。職渕、散る、色彩等は障ります。その上でさらりとしたくせのない句を詠んでください。
□次回の締切予定は8月20日(火)辺りを目途とします。
順候式雪月花十八韻 「捨てられし案山子」の巻
(起)捨てられし案山子に天の無限大 宇咲冬男
手向けのように咲く彼岸花 達三
人の波スクランブルに押し寄せて たま
ヒートテックで暖かき冬 達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え たま
渡り杜氏の便り待つ女 木枯らし
長旅の疲れを溶かす熱き肌 影法師
忘れ小舟の揺るる川端 達三
早二年戦火の続くウクライナ たま
平和を叫ぶ喇叭水仙 影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜 達三
風の電話は黄泉の国へと たま
修練と滝に打たれつ唱う経 影法師
養老の酒冷でぐびぐび たま
最終の発車のベルが鳴り響く たま
[8149へのレス] Re: <転>5句目の治定と6句目 投稿者:たま 投稿日:2024/08/08(Thu) 11:00釣り銭切れの自販機の有り
[8149へのレス] Re: <転>5句目の治定と6句目 投稿者:たま 投稿日:2024/08/08(Thu) 11:03点字ブロック点と線有り
治定ありがとうございました。
[8149へのレス] Re: <転>5句目の治定と6句目 投稿者:たま 投稿日:2024/08/08(Thu) 13:34ベンチで眠る地域猫たま
[8149へのレス] Re: <転>5句目の治定と6句目 投稿者:つばき 投稿日:2024/08/18(Sun) 15:07また会いたいね口には出さず
[8149へのレス] Re: <転>5句目の治定と6句目 投稿者:達三 投稿日:2024/08/18(Sun) 15:34明日の朝には海見ゆる町
[8149へのレス] Re: <転>5句目の治定と6句目 投稿者:影法師 投稿日:2024/08/18(Sun) 15:41元陸上部猛ダッシュする
□講評
(起)捨てられし案山子に天の無限大 宇咲冬男
手向けのように咲く彼岸花 達三
人の波スクランブルに押し寄せて たま
ヒートテックで暖かき冬 達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え たま
渡り杜氏の便り待つ女 木枯らし
長旅の疲れを溶かす熱き肌 影法師
忘れ小舟の揺るる川端 達三
早二年戦火の続くウクライナ たま
平和を叫ぶ喇叭水仙 影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜 達三
風の電話は黄泉の国へと たま
修練と滝に打たれつ唱う経 影法師
<転>4句目に次の5句が付きました。
1.養老の酒冷でぐびぐび たま
2.クリームソーダ甘さ程よく たま
3.断食終えて冷やしそうめん 影法師
4.峠の茶屋でお茶とおだんご 達三
5.蝉の抜け殻幹に爪立て たま
1.は前句の禊の行をした後に酒を出しています。治定候補。2.も飲み物を出しましたが、修行を終えた僧にクリームソーダはいささか可愛い過ぎるかと思います。3.は滝行と共に断食までしたとしてそうめんを食べています。治定候補。4.は山の中の修行で帰りに峠の茶屋に立ち寄ったとする付けです。治定候補。5.は無常感のある付けですが、前句の修行の後では、いささか淋しすぎるかと思います。
□治定
今回、飲み物食べ物を出した中で唯一酒を出した1.のたまさんの句を治定します。
□<転>5句目のヒント
<転>5句目は雑の長句ですが、打越が花の座の句ですので、花の句に障らないように色、散り行くもの、植物などを避けて、更に転じてください。
□次回の締切は7月31日(水)頃とさせていただきます。
順候式雪月花十八韻 「捨てられし案山子」の巻
(起)捨てられし案山子に天の無限大 宇咲冬男
手向けのように咲く彼岸花 達三
人の波スクランブルに押し寄せて たま
ヒートテックで暖かき冬 達三
(承)雪止まぬ合掌造りに灯り見え たま
渡り杜氏の便り待つ女 木枯らし
長旅の疲れを溶かす熱き肌 影法師
忘れ小舟の揺るる川端 達三
早二年戦火の続くウクライナ たま
平和を叫ぶ喇叭水仙 影法師
(転)西行の死さえ夢みし春月夜 達三
風の電話は黄泉の国へと たま
修練と滝に打たれつ唱う経 影法師
養老の酒冷でぐびぐび たま
[8139へのレス] Re: <転>4句目の治定と次のヒント 投稿者:たま 投稿日:2024/07/12(Fri) 18:43どきどきの通り過ぎます駐在所
[8139へのレス] Re: <転>4句目の治定と次のヒント 投稿者:たま 投稿日:2024/07/12(Fri) 20:09最終の発車のベルが鳴り響く
治定ありがとうございました。
[8139へのレス] Re: <転>4句目の治定と次のヒント 投稿者:たま 投稿日:2024/07/14(Sun) 07:02日曜日猫のたま退けソファー寝し
[8139へのレス] Re: <転>4句目の治定と次のヒント 投稿者:達三 投稿日:2024/08/01(Thu) 08:18気が付けばこの世とあの世行き来して
[8139へのレス] Re: <転>4句目の治定と次のヒント 投稿者:影法師 投稿日:2024/08/01(Thu) 08:27忘れ物今日プレゼンの資料等