■ 半歌仙構成表 ■

  句の呼び名 季 節
春(1)春(2)春(3)冬(新年)
発句(立句) 冬(新年)
脇(わき) 秋(月)
第三
第四
月の定座 夏または冬
折端(おりはし) 夏または冬
折立(おったて) 秋夏または冬
二句目
三句目
四句目
五句目 夏または冬
六句目
月の定座 夏または冬冬または夏冬または夏
八句目 冬または夏
九句目
10 十句目
11 花の定座 冬または夏
12 挙句 冬または夏

注意
1 春(1)には春夏秋冬の夏がない。
2 そこで、春(2)は承の月の座を夏(または冬)一句で捨てて花の定座と挙句を冬(または夏)にしている。
3 春(3)はさらに、承の5句目に冬(または夏)の月を引き上げて、7句目を夏(または冬)の句にしている。
4 夏の花は余花、若葉の花、花田植、花氷が、冬の花には返り花が使える。
5 餅花は新年の正花として使える。また年の花も新年の花として使って良い。
6 秋の正花には、花相撲、花燈篭が使える。
7 花嫁、花婿に季語を付けても花の句になり得る。