第五句集 『晨韻』(しんいん)
1982年(昭和57年)牧羊社刊。。
現代を担う実力派俳人の23人集の中に入った句集。
帯文には「俳句を象徴詩として希求してやまない著者が、知命を卜した第五句集。
天性のロマンの詩情豊かに、40代後半の自照の詩魂が平常吟の中に沈潜し、作品により一層の深みを与えている───とあります。382句収録。
文学のさびしさの梅白かりき
納涼台クリスティーの本置かれ
人を恋う或る夜の星のしきり飛び
宇咲冬男の連句でGo! ホームページ