『現代の連句―実作ノート』
 1997年(平成9年)飯塚書店刊。
 宇咲冬男 著


 この本は、連句の一番短い形式の“前句付け”───2人でつくる連句の実作例をはじめ、“恋の座”“月の座”“花の座”など連句の付け運びの基本練習が誌上で出来るように書かれました。そして、連句の付け・運び実作1157句・24篇と、連句作品7歌仙と半歌仙2巻が解説つきで詳しく収められています。
 注目されたのは、冬男の捌きで巻かれた9歌仙の登場メンバーです。常連の暉峻桐雨・芭蕉研究家だった井本農一(茫亭──ぼうてい)、作家の福田清人(児童文学者でもあった)、前文部大臣・有馬朗人(俳誌「天為」主宰)、ヴァチカン大使だった荒木忠男、黒田杏子(俳誌「藍生──あおい」主宰)、ドイツのシュレーダー美枝子、フランクフルト俳句協会長のエリカ・シュヴァルムさんなど多彩です。
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