『連句のすすめ』
 1991年(平成3年)桐原書店刊。
 暉峻康隆(てるおかやすたか)・宇咲冬男共著


 この本は、前に出た『連句の楽しみ』の姉妹編として出版されました。今回は宇咲冬男が亭主となり、西行ゆかりの大磯の鴫立庵(しぎたつあん)で巻かれた新年の連句興行がNHK3チャンネルで3日間にわたり放映されたものも収められました。
メンバーは鴫立庵主の草間時彦・辛口評論家で酒恋歌仙のメンバーの佐々木久子、そして桐雨先生が解説役で登場しました。
 この本にも桐雨・冬男の四季の両吟歌仙と高校生が、冬男の指導で巻いた“ヤングの連句”が収められています。
 語り口調の読みやすい連句入門書。
 全国主要図書館にあり、今は絶版。